(▼前回▼)
みんなで管理ってどういうこと?「中央集権型」と「P2P(分散型)」という考え方
(続き↓)
何をみんなで承認しているのか
「ネットワークに参加しているみんなで承認している」
と述べた
何を承認しているのか
というと、
✅「AさんからBさんへ◯円分のビットコインを送金した」
という事実だ
公開されており
全員が見ることができる
ビットコインが
送られてきた側
(上の例で言うとBさん)は、
その分のビットコインが
スマホへ保存される
わけではない
というよりは、
その分を
「誰かのウォレットへ移動できる権限」
のようなものを
もったにすぎない
1万円札を例に考える
よくわからない書き方
だと思うが、
💴「1万円札」
を例にとっても
結局同じ考え方が
できるのではないか
「1万円札」は、
あくまでもたまたま
「1万円相当の価値」を
手にしている
という状態にすぎない
一旦お店の手に渡り、
そしてまた誰かの手に渡る
1万円札に
自分の名前が
書いてあるわけでは
ないのだ
「1万円札」の場合は、
もしどこかで
その1万円札を落としたり
スラれたりして
勝手に使われた場合、
確実に自分のモノだ
という証明はできない
「人の財布から1万円札
を抜き取り、
自分の財布に移し替えて逃亡」
というのも
バレなければできてしまう
目撃者がいたとか、
防犯カメラに映っていたとか、
何かの取引履歴とかのような
間接的な証拠により
バレるのだが)
「電子署名技術」により、人のビットコインを勝手に奪うことはできない
予想できると思うが、
ビットコイン自体は
技術的に
「勝手に奪う」
ことができないのだ
自分のウォレットにある
ビットコインが、
悪意をもった誰かに
勝手に別のウォレットへ
送金され、
抜き取られる
ということだ
「電子署名」という
暗号技術が使われていて、
Aさんしか分からない秘密鍵
(ランダムな英数字の文字列、
パスワードのようなもの)
がないと、
勝手にBさんのウォレットへ
プログラム的に
送金できないように
なっている
ビットコインは、
確実にAさんの意思のもと移動されたモノ
だということがわかる
この「秘密鍵(ランダムな英数字の文字列)」
を人に教えたりすると、
勝手に送金される
過去の全所有者がわかる
現在Aさんのビットコインは、
「過去に誰を経由してここまで来たのか?」
という過去全ての
所有者が、
「ブロックチェーン」上の
プログラムに記録されている
書き換えられない
リアルな1万円は、
過去に誰の財布を経由して
ここまで来たかは
分からないだろう
【補足】「ビットコイン(BTC)の金額の表し方について〜1BTCは何円?どうやって計算する?〜」
ビットコイン(BTC)の金額の表し方について〜1BTCは何円?どうやって計算する?〜
にて、
ビットコインの
金額の表し方について
補足しておく
スルーして
このまま読み進めてOKだ
仮に、
過去のある時点で
💰「Aさんが10BTC」
もっていたとして、
そのうち
↪️「2BTCをBさん」へ、
↪️「1BTCをCさん」へ
送金したとしよう
↪️「BさんがDさんへ0.2BTC」
送ったとする
「Aさん:7BTC(10-2-1)」
「Bさん:1.8BTC(+2-0.2)」
「Cさん:1BTC(+1)」
「Dさん:0.2BTC(+0.2)」
という状態になる
ブロックチェーン
という名の
「暗号化された台帳」へ
全て刻まれている
その取引を
「みんなで承認」
するのだ
帳簿台帳をみんなで分散して管理する
🚓「収支報告書へ嘘の記載をして◯円を横領してた疑いで逮捕〜」
などというような
事件が報道されるが、
これは、
「特定の人物が帳簿を管理」
しているからである
100万円もらったが、
記録上は80万円しか
もらってないことにして
差額の20万円を
自分の懐へ入れる」
とか
使っていないお金を
経費として使った
ように見せかける」
などとというのは、
担当者からしたら、
別にバレなければ
できてしまう
✅帳簿を
関係者全員で管理し、
取引ごとに
合っていることを
みんなで承認
していたとしたら?
帳簿を自分の都合の
いいように
書き換えようとしても、
みんなの帳簿は
正しく記録されてる
わけだから、
「お前の帳簿はおかしい!」
「イカサマだ!」
ということになり
承認されない
という理論だ
みんなで分散して
管理するという
「分散型台帳」という
考え方がイメージ
できただろうか
についてまとめる
おすすめの書籍について
参考文献・おすすめの本
について紹介しよう
「コインチェック」という
日本の大手暗号通貨取引所の
執行役員の方が書かれた
「ビットコイン入門書」である
技術の細かい話というよりは
「大枠の概念」について、
かなり砕けた表現で
説明してくれている
暗号資産関連の本が
大量に出てくるが
「まずはこの一冊」
という方におすすめな本だ
アマゾンの”聴く読書”、「Audible」
Amazonの”聴く読書”
「Audible」という
サービスもある
12万冊ほどが聴き放題だ
「初月無料体験できる」
という大盤振る舞い
(さすが天下のAmazon、、)
も「Audible」対象なので、
なんとこの本が
”初月無料”で
耳からインプットできる
「朝早起きして書籍を読みたいが、スマホ画面を集中して見るにはまだ眠い」
という
布団の中で聴いている(笑)
通勤時の移動中に
スマホ画面が
見られない時や、
料理中のような
手と目が離せない時間も、
”耳は”空いている
スマホのブルーライトを
控えたいので、
最近は電子書籍よりも
このオーディオブックを
大いに活用している
消費していたスキマ時間が
有効活用できている
実感もあり
個人的にはかなり満足だ
「初月無料」なので
試してみるといいだろう
(▼続き▼)
投資対象(資産)としてのビットコイン